今年の夏はその熊川にある魚止めの滝、浅間大滝にいきましたが、
流域にはほかにも地図やガイドには載っていない秘境の滝が点在していると聞き、
そのうちのひとつ、槌谷の滝に行ってきました。
実は一か月前にも行っているのですが、足元がクロックスでは滑って危ないので途中で断念しました。
今回はちゃんとした足元で再トライです。
まずはR146大桑信号から東の滝原集落をめざし、熊川に架かる小さな橋、小倉橋をみつけます。

ガードレールがあるだけなのでよく見てないと通り過ぎてしまいます。よく見ると小倉橋と書いてあります。

ここから上流に向かって沢歩きスタートです。
もうグレースは川に走っていきました。

入渓部周辺の水深は平均してくるぶしからスネの下1/3くらいまでです。
小魚が凄いスピードで泳いでいきます。

枝を投げて遊びながら進んでいきます。クマよけのラジオは入りが悪いので派手に音を立てたり声を出しながら行きます。

グレースさん、青い栗が流れてきましたよ、

いててててっ、なんだこれ?

と、体もほぐれたとこで先に進みましょう。

しばらく行くと小さな淵がありました

いい感じで泳げます

バシャッ!

脇の河原を歩いてその先に進めます。

だんだん山深くなってきました。言い忘れましたが携帯は圏外でした。

この先で川が大きく左に曲がっています

地図によればこの辺が行程の2/3くらいのようです。がぜん力が入ります。

この先からはどんどん秘境感がUPします。

大きな山モミジがありました。紅葉の時に来たらきれいでしょう。

木漏れ日に苔むした岩肌が光ります。

いつのまにか、砂地に巨岩というふうに川の感じが変わっています。

巨岩の間をすり抜けるように進んでいきます。

巨岩ゾーンを抜けたら、木々の隙間から見渡す先に大きな崖が立ちはだかり、轟音とともに滝が覗いていました。
感動の瞬間です。いちもくさんに先に進みます。

ついに秘境・槌谷の滝にたどり着きました。

深い森の中にあって、滝壺の周辺だけが丸い広場のようになっていて、光が差し込んでいます。

まずは記念撮影、このあとじっくり手つかずの秘境の滝を堪能しました。(つづく)
