Bunny The Flat
フラットコーテッドレトリバーのグレースとウェルシュコーギーペンブロークのミルクのDog Life
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白根硫黄鉱山跡 後編
草津温泉にほど近い、白根鉱山跡にきています。
グレースの後を追いかけるように、コンクリートの建物跡に入りました。
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天井はなくなっていて、朽ちた木の床板のようなものや、折れ曲がったレールのようなものが散乱しています。
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そのまま奥に進んでみます。
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コンクリートの壁には中ほどに四角い穴が開いています。外は斜面になっています。
DSCN5197.jpg

一番奥は何か四角く隔てられた構造物の跡になっていました。
DSC_4745.jpg

そこにも無残に折れ曲がったレール状のものが残されていました。
DSC_4753.jpg


その右側は大きく開口しています。斜面の下には城壁のようなものが見えます。
DSC_4751.jpg
ここから下に向かって滑り台みたいなもので物資が運ばれたのでは?と示唆するような雰囲気を感じます。
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改めてまた外に出てみましょう。
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先ほどの入り口に戻り、外に出ます。壁に沿った広い溝や、木片、全て用途は謎です。
DSC_4755.jpg

斜面を上から俯瞰します。周囲の赤茶けた地面に比べ、この建物の下の斜面だけが白い小石でおおわれています。
DSCN5193.jpg
下の壁みたいなところまで行こうかと思いましたが、人っ子一人いないところですし、
この白いものが雪崩みたいになったら?と思ったら自重せざるを得ませんでした。
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このコンクリートの残骸を見ると、斜面に沿ってなんらかのシステムが構築されていたんだろうと思います。
DSC_4759.jpg
建物の向うには橋があり、対岸の斜面をジグザグに登っていく道がつながっています。

そっちに行ってみましょう。
橋の横にはもう一つ小さな建物の基礎みたいなものが残っています。
DSC_4762.jpg
斜面で行われる一連の作業をここで監視していたのでしょうか。
DSCN5195.jpg

さらに進み、橋に来ました。
ここでさっきまでいた建物を振り返ると、そのさらに上のほう、頂上付近に、もう一つ建物跡があることに気づきました。
DSC_4764.jpg

ここを流れる川は水路のように整っていて、石が敷かれた川床は黄色く変色しています。
DSC_4765.jpg

こうして見ると、斜面に沿って頂上から川に至るまで、何らかの一連の工程ができていたのかもしれません。
DSC_4766.jpg

あれ、グレースがいない?と思ったら、上流のほうで勝手に入渓していました(笑)
DSC_4767.jpg
ところどころに硫黄の塊のような黄色いものが落ちています。硫黄鉱山だった証を見つけました。
DSC_4768.jpg

さてここまで見たところで、まだ頂上の建物の探索もしなきゃいけなくなったので、
対岸の先も含めて、まだまだ見るところは山のようにありそうです。
DSCN5198.jpg
すでに足元はそうとう棒のようになってしまったので、ここはグレースと来春の再訪を誓いつつ、
いったんここから退却することにしました。
DSCN5201.jpg

しかしただ帰るのではなく、もう一つ確認したいものがありました。
そもそも、昭和の初期に開かれたこの鉱山で、採掘された大量の硫黄はどのように運ばれたのでしょうか?
いまほど道路も整備されておらず、車の台数も少なかったはずです・・・
答えは鉄道です。
大正期から昭和37年の廃線まで、信越線の軽井沢と草津温泉とを結ぶ鉄道・草軽電鉄があり、
ここで採れた硫黄は、索道を介して草軽電鉄の草津前口駅に運ばれたのだそうです。
さっそくクルマに戻り、草津前口を目指しました。

事前に昭和12年の地形図を入手しました。それと現在の地図を比べてみましょう。
前口草津
大きな地図で見る
緑の矢印が草津前口駅のあったあたりになります。

駅跡付近に来ました。県道がこの辺だけ不自然に広くなっています。現在は同名のバス停があります。
DSCN5206.jpg
往時の写真がこれです
kusatumae.jpg

さすがに廃線から50年が経っていますので駅の名残は見つかりませんでした。
そこで、鉱山に端を発し、駅のそばを流れる厳洞沢を調べてみました。
DSCN5205.jpg

探し物は、あっけなくみつかりました。
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川に降りてみます。
そこには50年間、息をひそめてじっと佇んでいた鉄道の橋台がありました。
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対岸にも向かい合う橋台を見ることができます。
DSC_4791.jpg

かつてはここに鉄橋があって、硫黄を満載した貨物列車が走っていたのでしょう。
DSC_4800s.jpg

いまはただ、自然の一部になって、ゆっくりと時を刻んでいる感じでした。
DSC_4806.jpg

スキー場、鉱山、鉄道…いずれも往時はたくさんの人でにぎわったであろう大施設が、
いまは揃って、人知れず山奥に眠っているのでした。
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season2に続く


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